©Takuya Seki

建築概要

規模 60㎡
階数 2階
構造 木造 
竣工 2023年
共同設計 Takaaki Fuji+Yuko Fuji Architecture
構造設計 Yasuhiro Kaneda structure
環境解析 PO-LLC.

都市計画道路の拡幅の可能性があり、建築物が寿命を迎えるより先に解体される可能性がある敷地。容易に解体でき、再建築可能な木造住宅、そしてそれが独自の空間性を生むことを目標に設計しました。
市場にある規格木材をボルトのみで固定をしているので、解体・再建築の際に特別な技術は必要ありません。また部材も全て人が手で運べる重さで構成され、再建築や別のものに姿を変え、解体後も可能な限り存続できることを、建築がサーキュレーションすることを目指しました。
合わせて実施した環境シミュレーションにより、逗子の地形形状(谷戸)を生かした光、風の取り入れ方を駆使し、快適かつ日本的にな住空間を実現してます。