株式会社エリアノは、2020年10月31日(土)から神奈川県横須賀市ソレイユの丘公園内に宿泊施設として開設する、オリジナルデザインのトレーラーハウス(通称:スタイルキャビン)を企画・デザイン開発いたしました。

本プロジェクトでは、ソレイユの丘内のキャンプ場における、ユーザーが安心かつ快適に滞在できる宿泊施設の増設を目的に、エリアノがオリジナルで企画・デザイン開発したスタイルキャビンを企図して設置いたしました。

プロジェクト背景:
ソレイユの丘は、年間来場者数74万人超(2019年)という神奈川県内でも有数の観光施設です。ソレイユの丘へは、近傍の三浦市、横浜市、逗子市、葉山町、鎌倉市などからはもちろんのこと、首都圏からも多く来場される人気スポットとなっています。公園は、花畑、収穫体験、ふれあい動物村、水上ステージ、芝そりゲレンデ、観覧車、手ぶらBBQ、レストラン、マルシェなど一日中遊び尽くせる公園となっています。

オートキャンプ場も、年間を通じて大変人気の施設となっており、特にバンガロー(小屋)は週末や祝日を中心に、予約が取れにくい状況が続いており、宿泊施設の増設ニーズが高まっておりました。公園側としても、新しい観光目玉施設の増設は、公園の魅力やコンテンツの強化という観点からも必要性がありました。しかしながら、建築物として増設することが難しかったため、横須賀市と西武造園株式会社(指定管理者)との十分な協議の上で「任意かつ随時移動できる」車両としてのトレーラーハウスを活用、実現することが出来ております。

デザインテーマ:
今回のスタイルキャビンは、海に隣接した自然に囲まれているソレイユの丘の『四季を通じて光・風・波音を心地よく感じられる』特徴をテーマにデザインした施設となっています。それらの魅力をより引き立て、初めての方でも使いやすいユーザビリティと自然の心地よさを両立できるよう、企画・デザインしております。

また、キャビンにはデッキ空間を併設しており、専用のBBQグリルを設置し、三浦半島の食材を存分に楽しんでいただけるようにしています。(食材は公園内にて別売り)

本プロジェクトのスタイルキャビンが、ソレイユの丘における宿泊利用者のすそ野を広げ、公園の価値向上に貢献すると確信しております。