トレーラーハウスとコンテナハウスの違い

Published On: Feb 13th, 2025 , Categories: Tips

今回は、よく比較される「コンテナハウス」と「トレーラーハウス」の特徴の違いについて解説します。

コンテナハウスとトレーラーハウスの違いは、さまざまあります。
以下では、設置場所、構造、費用、災害時の対応など多角的な視点から両者の特徴を比較し、その違いを明らかにします。

■設置可能な場所、設置にかかる期間について

まず設置可能な場所についてです。コンテナハウスは、建築物が建てられるエリアに限定されるのに対し、トレーラーハウスは駐車できる場所ではどこでも設置可能です。トレーラーハウスは、特に土地利用に制約がある場所でも活用できる点が大きなメリットです。
また設置までの期間に関しても、コンテナハウスは建築確認申請が必要なため長期間を要しますが、トレーラーハウスは車庫証明のみで済むため短期間で設置が完了します。

■移動性について

移動性については、コンテナハウスは移設可能ではありますが時間がかかるのに対し、トレーラーハウスは任意かつ随時移動可能で、機動性に優れています。

■デザイン性について

デザイン性に関しては、コンテナハウスはその外観が限られますが、トレーラーハウスはデザイン性を付与することが可能で、自由な空間設計が実現できます。

■広さについて

広さに関しては、コンテナハウスは法的制限がなく広さを確保できるのに対し、車両ナンバー付きのトレーラーハウスでは最大27.5㎡までの制限があります。

■構造について

コンテナハウスは、いわゆる重量鉄骨造とされます。
室内空間として使用する場合は、必ず確認申請が必要で、そのためには新品の建築用コンテナを活用する必要があります普通のコンテナや、中古のコンテナでは、確認申請を通すことができませんので、注意が必要です。

それに対しトレーラーハウスは、さまざまな構造があります。木造、軽量鉄骨造、スチールハウス構造、FRP一体成型などがあります。構造によって特徴が異なるので、用途やサイズ、予算により最適な構造を選定することが必要でしょう。
なお弊社では、木造、軽量鉄骨造、スチールハウス構造から選定していただくことが可能であり、業界でも稀有な会社です。

■断熱性能について

断熱性能については、コンテナハウスは一般的に高くないですが、断熱材を入れることで改善が可能です。対して、トレーラーハウスの断熱性能は一般的には高くないものの、一部製品では高い断熱性能が備わっています。

■防錆性について

防錆性については、コンテナハウスは外装が鉄製のため防錆性が低く、追加の外装などの仕上げ施工が必要ですが、トレーラーハウスはガルバリウム鋼板を用いることで高い防錆性を実現できます。ただし、特に塩害の恐れのある場所ではシャーシ部分の防錆加工は必要です。

■税金について

税金について、コンテナハウスは建築物になるため固定資産税がかかりますが、トレーラーハウスは車両税(年間10,200円)のみがかかります。

■建設費用、撤退時の費用について

建設費用については、コンテナハウスは27.5㎡の想定で500万円程度からと安価ではありますが、断熱や防錆の追加加工が必要なため、長期間の使用には相応の追加施工コストを見込むべきでしょう。一方、一般的なトレーラーハウスは、同じ27.5㎡の想定で900万円からとなります。

撤退時の費用については、コンテナハウスは取り壊し費用がかかりますが、トレーラーハウスは移動により撤退費用がほとんどかからない点が優れています。

■災害時の対応、フェーズフリー

最後に、災害時の対応ですが、コンテナハウスは設置場所から即座に切り離すことは難しいため設置場所での利用に基本的に限られますが、トレーラーハウスは移動させて他の場所(避難所など)で活用が可能で、災害時の柔軟性も高いです。

総合的に見ると、コンテナハウスは建築物としての利用に適しており、広さや断熱性のカスタマイズが可能な一方で、トレーラーハウスは設置場所や設置期間、移動性、税金、撤退時の費用、災害時の対応など、多くの面で優れた選択肢となり得ます。

これらの違いを踏まえて、ご自身のニーズに合った選択をすることが重要です。

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