参考事例調査で通りがかった、尖った道の駅がありましたので、ご紹介します。
「道の駅むつざわ」です。
睦沢町は、内陸にある小さな町で、人口は7000人あまりの小さな町。
少しずつですが、人口減少傾向の町です。
この道の駅は、スマートウェルネスタウンというコンセプトを掲げ、地産地消の地域食材、温泉など、「健康と癒し」をテーマにしています。
ここまではよくある道の駅ですが、面白いのは、道の駅に併設して将来のコンパクトシティを見越して次世代のモデル住宅を設置している点です。
また、民間企業と睦沢町が共同出資で設立された自然エネルギー利用を核とした「むつざわエナジー」が、ここスマートウェルネスタウンへも電力供給をしているとのこと。
道の駅も含めて、事業性、永続性を問われる時代。
そういったなかで、地域交流、防災拠点、コンパクトシティとしての近い将来の核としての存在の確立は、モデルとして参考になりました。